先日、アメリカで初めて歯医者に行ってきたので、
虫歯治療、クリーニング&検診、治療費などについてまとめてみました。
↓ ①国際恋愛&国際結婚、
②アメリカ移住の本をアマゾンキンドルとnoteにて出版しました!
こちら の本棚ページよりご覧いただけます!!
歯医者に行くことになった経緯
妻も私も前回歯のクリーニングをしたのが
日本にいた2018年5月頃ということで
既に1年以上経過してしまいました><
2人共歯に関しては割と気を使っている方だと思いますが、
アメリカに来てからいろいろとバタバタしてしまい、
さすがに期間が空きすぎたねと話していました。
2つ目の理由として、
私の銀歯が数ヶ月前に取れてしまいました。
その時はまだ歯の保険に入れてなく、
アメリカの歯医者は保険無しだと治療費が高いので、
見た感じ大丈夫そうだったので
とりあえず放置してしまいました。
歯磨き等で気をつけてはいましたが、
最近何気なく観たら黒っぽいものを発見してしまいました><
正直、歯に関しては治療費の安い日本で治療したかったですが、
残念なことに当分日本に帰る予定がないので
アメリカで治療する必要が出てきました。
3つ目に
最近別の箇所で歯に振動が来るとそれが響いて痛みを感じるようになりました。
これが虫歯なのか別の何かなのかがわからないので
診てもらう必要が出てきました。
歯医者探しと歯の保険・治療費について
アメリカの医療システムは日本と違い複雑で、医療費も高いです。
まず保険の種類が、歯・眼科・それ以外の医療と3つに別れます。
仕事をしていると会社から3つの医療保険が提供されます。
ただ、この保険も会社・プランによってカバー率もバラバラで、
保険適用されたのにも関わらず医療費の自己負担額がとんでもないことになる場合もあります><
アージェントケアに行ったお話は コチラ
我が家はありがたいことに妻がディズニーで働いているので
ディズニーから3つの医療保険が提供されています。
今回の歯医者でも少しは歯科保険の恩恵を受けられそうです。
アメリカでは予防医療に力を入れているので、
虫歯になる前の予防ということでクリーニングに力を入れている人が多く
だいたい皆さん6ヶ月に1回の頻度で歯のクリーニングをするそうです。
虫歯にならなければ医療費が節約できるという理論のもと
基本的なチェック、クリーニングは保険範囲内で無料という歯医者が多いです。
そしてそれ以外の虫歯治療等に関しては保険と自己負担になります。
私の場合は銀歯取れた箇所は自己負担になるだろうと予想してました。
ちなみに 少しでも安く治療する方法として
community dental clinic というものがあります。
コミュニティー・デンタルクリニックとは、
質の良い口腔ケアをローコストで行うことで、
地域住民の健康向上を目指す理念を持っており、
すべての州に低価格もしくは無料治療のデンタルクリニック(コミュニティーデンタルクリニック CDC)
があります。
オーランドでは以下の2つが口コミ良かったです。
①Community Health Centers Lake Ellenor
②Osceola Community Health Services
もしくはDental schoolを利用する方法もあります。
デンタルスクール (American Dental Association)では、
学生が免許を取得する前に、技術と経験の習得をしなくてはいけません。
そのため、治療は無料ではありませんが、かなり低価格で行ってくれます。
学生は、認められた条件下で、認可のある歯科医の監督下で働いていますので、
学生ではありますが、慎重に治療してくれます。
肝心の歯医者探しですが、
我が家でもコミュニティー・デンタルクリニックやデンタルスクールを利用することもできますが、
せっかくなのでディズニーを存分に利用しなくてはとなり、
妻がディズニーからもらってきた福利厚生カタログ的な
(キャストメンバー割引や特典が受けれるお店・施設の一覧が載ってます)
ものをチェックすると、歯医者もいくつか載ってました。
ディズニーのカタログに載っているくらいだから
基本的には評判の良い歯医者だろうというのはわかります。
それプラス自分でもネットで口コミとか場所を調べてリストアップしてみました。
その後、妻が実際に何ヶ所か電話して受付の感じとか
最速で予約できる日(普通に数ヶ月待ち当たり前)とかどこまで保険でカバーされるか
総合的に判断して以下の歯医者で予約しました。
7800 W. Sand Lake Rd.
Suite 220
Orlando, Florida 32819 Phone 407-226-3350
決め手は最速で1週間後に予約できたことです
(他は最短で9月からとか受付が何も分かってない感じで不安になりました。)
当日
スタッフはみんないい人で安心できました。
特にドクターは9歳くらいまで立川の基地で暮らしてたようで
(父はアメリカ人、母はドイツ人)
少し日本の話しもしました。
最初に歯のレントゲン撮ってクリーニング、先生のチェックという流れでした。
家に帰ってからクリーニング後のチェックをしましたが、
ちゃんと綺麗になっていました!!
ドクターの検診では3つの問題点が出てきました。
1 銀歯取れた部分 銀歯ではなくCrown(さし歯が必要)と案内
2 左下の親不知が左上に痛みを与えている
3 gingivitis (歯肉炎)が酷く 糖尿病や心臓にも将来影響を与えるから特別なクリーニングが必要
優先順位は ①親不知 ②クラウン ③歯肉炎 と言われました。
我が家の歯科保険は年$750分の治療までカバーされるものでした。
口腔外科で親不知抜くのが実際にどこまで費用かかるかにもよって
今年中にどこまで治療できるか決まるでしょうと言われました。
感想としては、
虫歯が無かったのは良かったけど
他の点で思ったよりも深刻な問題を指摘されてショックのほうが大きかったです。
他にはアメリカの方が、
より突っ込んで丁寧に診察してくれる印象を受けました。
日本では、
歯肉炎酷いけど様子見ましょう・日頃の歯磨きを一層気をつけていきましょう
程度で済まされたものが、
アメリカでは歯肉炎が酷いから特別な治療必要と、
かなり深刻に捉えられたり(それかビジネスの観点で治療させようとしている!?)
日本でもクラウンできたのかもしれないけど、
銀歯で済まされたり、(アメリカでは銀歯という選択肢はまずありません)
日本の医療・治療方法・方針がアメリカと比べて遅れてる印象です。
関連リンク