アメリカへ移住するにあたり、
渡米前の手続きの一つとして
外国人配偶者(妻)の年金脱退一時金手続きを行いました。
この手続は結構手間が掛かったので、私達の経験をシェアして
お役に立てればと思います。
具体的な申請方法
納税管理人の選任方法
所得税還付申請方法
などをまとめました!!
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妻は日本で約7年働きました。
それに伴い日本の国民年金・厚生年金の支払いもしていましたが、
アメリカへの帰国に伴い、年金脱退の手続きをしました。
初めに年金事務所に電話して申請書送付を依頼します。
後日書類が届き必要事項を記入していきます。
お金の受け取り口座は妻名義の日本の口座を指定しました。
申請書類
・申請書
・パスポート
・銀行通帳のコピー
・転出届提出後の住民票
以上の書類を帰国日翌日に年金機構宛に送付しました。
納税管理人の選任
脱退一時金が支払われる際は20%の所得税は引かれて入金ですが、
その20%分も申請すれば戻ってきます。
この所得税分の還付申請するには「納税管理人」というものを選任する必要があり、
私達の場合は、私の母になってもらいました。
をダウンロードし、必要事項を記入します。
選任理由には「厚生年金脱退一時金の受取時に発生する20%の所得税を受取る為」
と記入し、妻が住所地の管轄税務署(私達の場合、世田谷区に住んでいたので北沢税務署に提出しました)
で納税管理人申請書を提出してきました。
申請後
申請から待つこと5ヶ月
「国民年金・厚生年金保険脱退一時金送金通知書」が アメリカの住所に郵送にて到着しました。
所得税だけで20万ほど引かれた金額が振り込まれました。
ただこの引かれた20万は税務署へ確定申告すると還付されます。
そのために妻が離日前に納税管理人を私の母に指定しました。
所得税還付申請
厚生年金脱退一時金の受取時に発生する20%の所得税還付申請の方法をご説明します。
厚生年金の脱退一時金は、退職所得に該当します。
申請の為の専用の様式は特に無いので確定申告書を使用します。
いくつかの入力項目については国税庁のHP、確定申告書作成コーナーにて作成できます。
入力にあたり、いろいろとネットを検索しましたがあまり情報が無く、
最終的に以下の2つのサイトを参考にしました。
https://xn--eckp2gx44oowhnv2btff.com/2017/taisyoku_sentakukazei/
我が家の場合納税管理人を私の母に指定したので、
母の口座情報を振込口座として記入しました。
必要情報を入力後、印刷し、手書きが必要な箇所は手書きで記入しました。
この
①確定申告書
②国民年金・厚生年金保険 脱退一時金送金通知書
ひとまずアメリカから実家の母宛に郵送しました。
郵送にはUSPS(郵便局)を使用しました。
追跡番号付き国際普通郵便で $33.60 も掛かりました><><
発送から8日で埼玉の実家に無事届いたみたいです。
その後、母宛に「国税還付金振込通知書」が届き、
還付金 数十万円が無事に母名義の口座に振り込まれました。
これをもちまして総額100万ちょっとの脱退金・還付金が戻ってきました。
時間は掛かりましたが、手間を掛ける価値があったと思います!!
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