【ご報告】国際結婚→アメリカで離婚前提に別居

アメリカ生活

 

 

タイトルにもありますように

このブログでは 国際恋愛国際結婚 についての情報を発信してきましたが

このたび離婚をする方向になりました。

 

 

現在は別居となっております。

 

 

このような状況に至った経緯

今後の手続き

考慮すべき点

今後の方向性

などをまとめました

 

 

 

皆さんも同じような状況になってほしくはないですが

同じような境遇

国際結婚がうまくいってないな

離婚することになった

どういうふうに進めればいいの!?

といったことに関して少しでも参考になることがあればと思い

自分への記録としてもまとめました

 

 

 

 

 

 

 

 

経緯

 

 

いくつか要因があるとは思いますが

結婚生活の中でお互い徐々に価値観のすれ違いが起きてしまったと思います。

 

2020~21年頃から、あれっ!?って思うことが増えてきてました。

 

金銭的な面でも家計の苦労・困難が解決できず

お互いイライラが募ってしまったと思います。

 

僕自身もアメリカでまともな仕事に就くことができず

たいした稼ぎもできずに

家計に貢献することができませんでした

自分の責任も大いにあります。

 

 

ある出来事が引き金となり

妻はもうこれ以上フロリダで頑張っていくことはできない

自分の家族が住んでいる実家のニューヨーク州の田舎に戻りたい

一方僕はニューヨークに引越するなら日本に帰国したい

と主張し、ならばお互い別々の道を歩んだほうがいいよねとなりました

 

 

 

アメリカに移住し、フロリダで生活をしていくうちに

困難なことばかりが続き

悲しい気持ちや落ち込むことも増え正直僕は鬱になってたと思います。

感情が無になってしまい

モチベーションもゼロになってしまいました

 

 

 

 

手続き

 

離婚をするにあたり様々な手続きが必要になってきます

 

 

 

①離婚申請

裁判所に離婚を申請することになります。

住む州によって離婚要件は変わってきます。

本来ならばフロリダ州で離婚申請するべきなのですが

妻は一刻でも早くニューヨークへ戻りたいと主張し

ひとまず離婚申請は保留、別居を開始するということになりました。

別居してから1年が経過するとNY州で離婚申請できることになるので

NY州で離婚予定です。

 

 

ニューヨーク州の離婚要件は

夫婦のどちらかが、少なくとも1年間ニューヨーク州に居住している必要があります。

 

 

 

方法としては主に3パターンで

①自力で裁判所へ申請

②弁護士に依頼

③Mediater(調停人)を利用

 

 

我が家はお互いに完全対立、泥沼裁判ということにはならなそうなので(今のところ)

然るべきタイミングでMediaterを利用して

うまくお互いの合意点を探りながら着地していこうという方向です。

 

 

ただ、弁護士を利用しての離婚よりかは安く済むと言われてるMediaterですら

利用すると相場が3000~8000ドルのようです。

最初の3時間は$650,以降は1時間ごとに$350という料金設定(それぞれのケースによって掛かる時間はまちまちだが、だいたいトータルで6~10時間のMediation時間掛かるそう)

 

 

 

ですが、自分の立場が不利にならないようにするには

プロの意見も聞いて調停したほうが良さそうです。

 

 

 

 

②子供の転校手続き

フロリダからNY州へ引っ越すので娘の学校転校手続きも必要です。

ちょうど年度が変わるタイミングでスムーズに引越できたので

そこまで複雑な手続きもなくスムーズに行ったとは思います。

 

IEPの原本

フィジカル・予防接種記録

歯医者でもチェックアップ

 

主に以上の3つが必要になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

③共同口座から自分名義の口座開設

今までは共同口座を利用していましたが、

今後どこに住まいを構えようとも

アメリカ中多くの場所に支店があるという観点で

比較的様々な場所に支店がある Chase にて

自分名義の口座を開設しました。

 

 

 

 

 

④日産の処遇

自家用車として 日産 を3年のリース契約で使用していますが(2026年4月でリース契約満了)

それまでどうしようか?

NYまで移動させるのか? フロリダに置いておくのか? 考慮すべき点ですが

(フロリダの住まいは義両親名義のコンドミニアムでガレージに置いといても良いという許可済)

 

日産に早期解約のペナルティ料を問い合わせると 1700ドル 払えば早期解約でもいいよ

とのことでした

 

さすがに今すぐこの額のお金は他に何かあったときの場合にとっておきたいので

大人しく契約満了まで待つしかないとなりました。

 

そしてNYへ移動させた場合に自動車保険の値上がりも $150 余計に上がる試算になったので

義両親のお言葉に甘えてフロリダに置かせてもらう結論になりました

 

 

 

 

 

 

 

娘の住む場所は

 

 

ニューヨークには妻の実家があり

その周辺には妻の家族・親戚が多く住んでいるので

フロリダで頑張るよりかは多くのサポートが期待できるということで

ニューヨークへの引越は許可しました。

しばらくは妻の実家で義両親と同居するそうです。

 

娘の生活環境については

フロリダよりも多くのサポートがあるのでそこまで心配はしてません

 

ただ、とてつもなく田舎で今までのお友達とはお別れという状況なのは

残念ではあります。

 

 

 

 

フロリダからニューヨークへの引越の詳細は後日アップ予定です

 

 

 

 

 

別居合意書

 

 

裁判所へ離婚申請をするまでの別居期間の間に

お互いの言った・言わないの争いにならないためにも

簡易的な合意書を作成し

それにのっとって生活していきましょうということにしました。

 

 

ChatGPTに聞いて一般的なおおまかなフォーマットを作成してもらいました。

(ChatGPT、本当に優秀で便利ですよね)

 

 

 

 

 

考慮すべき主な点は

 

①子供の親権をどうするか?(基本的には50:50)

②養育費

③資産の分割方法

④負債の処遇

⑤子どもとの過ごし方・会う頻度

 

 

 

資産は離婚成立時に銀行口座残高を半分ずつ分割予定になります。

負債はお互いのクレジットカード負債を責任持って、

車のローンやリースもお互いのをそれぞれ責任持ってという形になります。

 

 

 

 

 

 

別居合意書には盛り込みませんでしたが自分が行ってきた家事リストを書き出しました

 

◉House work list(家事リスト)
①Drop off and pick up from school every day(毎日の学校送迎)
②Prepare meals most of the time(ほぼ毎回食事の準備)
③Help her with homework(宿題の面倒)
④Give her a bath(お風呂入れる)
⑤Communicate with teachers and attend field trips and class activities(先生とのやりとりや遠足など学校行事への参加)
⑥Take her to Irish dance lessons every week(毎週アイリッシュダンスへ連れて行く)
⑦laundry(洗濯)
⑧Clean dishes most of the time(皿洗い)
⑨Take out the trash(ゴミ出し)
⑩Check the mail box(郵便物の確認)
⑪Grocery shopping and household supply restocking(日用品買い出し)
⑫Cleaning and tidying up the house regularly (e.g., vacuuming, dusting)(掃除機など)
⑬Organizing her belongings and school materials(娘の学校準備・備品準備)
⑭Scheduling and attending medical or dental appointments(娘のお医者さん・歯医者などへの付添)

 

 

 

 

 

自閉症の娘の専業主夫として

これだけのことをほぼワンオペでやってきてたんですよね….

 

 

 

国際結婚 専業主夫と在宅ワーク アメリカ移住のリアル

 

 

 

 

 

 

養育費

 

 

ChatGPTに聞いてニューヨーク州での算出方法にのっとってお互い合意をしました

(あくまでも参考で、この計算方法が正解ではありません)

 

 

ニューヨーク州では、Child Support Standards Act (CSSA) に基づき、以下のように養育費を計算します:

① 両親の「合算年収(Gross Income)」を計算

 

 

② 各親の「収入割合」を計算

  • 父:35.35%

  • 母:64.65%

 

 

③ ガイドライン養育費額(1人子供の場合)

→ 両親の世帯年収の17%が養育費額

→ 月額に換算 = 約 $606.11/月

 

 

④ 僕の負担額(35.35%)

$606.11 × 35.35% ≈ $214.28/月

 

 

 

 

ひとまずアメリカに戻って仕事に就いてお金を稼ぎ始めるまでは

こちらの額を毎月送金予定です。

ひとたび稼ぎ始めたらこの計算法にのっとって、より多くの費用を払うつもりではいます。

 

 

 

 

 

学資保険・お金の積立

 

娘の将来を考えてまとまったお金を積み立てていきたいねとはなっています

529プランに資金を投入していくのが一般的かと思いますが

まだどうしていくか結論は出ていませんし

どういうふうにやっていくのがいいのだろうと模索しています

 

 

529プランは基本的に教育関連に用途を限るという条件が付いている

という認識ですが

娘が万が一進学しなかった時を考慮して 

金融機関で取り扱ってる High yeld saving という

高い金利の貯蓄口座に入れていくのも(だいたい4%前後)

シンプルでありなのかなと考えています。

 

このあたりのマネー関連に詳しい方がいらっしゃいましたら

是非シェアをよろしくお願いします🙇‍♂️

 

 

 

 

 

 

自分の方向性

 

一番最初は、もう日本に帰って全てやり直したい!!!!

この7年間はいったいなんだったんだろうか…

という悲しみと失望、虚無感しかありませんでしたが

FBのアメリカ在住日本人グループや 身近でお世話になった友人・知人の方達とお話することで

 

 

人生経験豊富な皆さんの意見としては

可能な限り近くで娘の成長を見守らないと絶対に後悔する

というものでした

 

 

確かに今まで娘の面倒を見てきたのはほぼ僕で、

今後娘の成長を見れないのは辛い

何かがあったときに日本から駆けつけるのと

アメリカのどこかしらから駆けつけるのでは大きな違いがあるのは間違いないです

 

 

USドルでの養育費もろもろを賄うのには

日本で円安で安い給料の日本でお金を稼ぐのでは

2倍の労力が必要になるのを考慮すると

アメリカのどこかでUSドルを稼ぐほうが少しはマシなのではと思いました。

 

 

このままずっと永遠にアメリカへ永住するのは疑問符で

最後は日本で迎えたい気持ちもあります

 

最低でも娘が高校を卒業し大学へ通うのか専門学校なのか

はたまた別の違う道なのか!?

彼女の進路が定まるまでは僕もアメリカで頑張って娘の成長を見守りたい

時間が経つにつれて少しは落ち着いて考えれるようになりました。

 

 

 

そのような心境になりながら、

フロリダからニューヨークへの引越を手伝い

無事に完了することができましたので

ひとまず僕のアメリカでの区切りが一息ついたので

2025年の一時帰国は

自身の心身充電のための一時帰国となりました。

この記事は現在日本から執筆をしております。

 

 

今後の更新では日本での一時帰国の様子なども更新していきます

 

 

 

 

 

 

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